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本学で学位取得のパキスタン人卒業生がJSPS外国人招へい研究者として来学

2022年8月29日

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2022年7月27日、日本学術振興会 外国人招へい研究者として来日し研究を行っている大阪市立大学大学院修了生のアビダ ファルーキさん(クエイド イ アザーム大学(パキスタン、イスラマバード)准教授)が、坪田 誠副学長(国際交流担当)を表敬訪問しました。受入研究者である益田 晴恵客員教授(都市科学・防災研究センター)らと懇談し、博士課程においての日本での生活や、現在行っている研究の国際的な協力の重要性などについて意見を交わしました。

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博士課程在学当時の日本での生活や、国際科学共同研究の重要性について話すファルーキさん(写真中央)

ファルーキさんは、2020年に日本学術振興会 外国人招へい研究者として来日し、土壌の鉛汚染に関する組織的なリスクについて研究する予定でしたが、新型コロナウィルス感染症の大流行により、最近まで日本に入国することができませんでした。数年の待機を経て、2022年5月に来阪しました。

ファルーキさんは、当時国際協力機構(JICA)の専門家として活動していた益田客員教授と、パキスタンでの2ヶ月間の国際研修で出会ったことをきっかけに、日本への留学を決意。文部科学省奨学生として大阪市立大学大学院に入学し、益田客員教授の指導のもと、2007年に博士号を取得しました。

「大阪市立大学の卒業生であることを誇りに思い、日本を第二の故郷と考えています。どこの国に行っても、2年ほど経つと日本が恋しくなり、足が向いてしまうのです。私の母校である大阪公立大に留学したら、と教え子たちにも勧めているんですよ。」と語る、愛校心あふれるファルーキさん。来年1月まで本学で研究滞在の予定です。

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左より益田客員教授、坪田副学長、ファルーキさん

お問い合わせ先

国際交流課
06-6605-3557

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