2018年1月29日(月)・30日(火)、杉本キャンパス1号館前芝生広場において、「キャンドルナイト～ヤシの木への手紙～」が開催されました。このイベントは、文学部表現文化コースの授業「表現・表象文化論演習Ⅱ」の一環として行われるもので、今回が6回目の開催です。学生が主体となり企画から当日の運営まで携わります。
　今年度は、長い間本学杉本キャンパスのシンボルであったヤシの木が伐採されたメモリアルイヤーであることを踏まえ、ヤシの木をテーマにしたキャンドルナイトを企画しました。学生やOBなどヤシの木に思い出のある人々のヤシの木を失ったことによる喪失感をキャンドルの温かな光で癒してもらうことを目的に、芝生上にヤシの木形にキャンドルを設置しました。また事前に募集したヤシの木へのメッセージを貼った紙袋ランタンをヤシの木オブジェに吊るし、ヤシの木の思い出を語り合う時間と場所を提供しました。
　初日はあいにくの強風で、火をつけても多くのキャンドルが消えてしまいましたが、二日目は風もおさまり、きれいなヤシの木が浮かび上がりました。