公立大学法人大阪市立大学
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大学オリジナル日本酒第二弾「月朧ろ」販売開始!

200708-2.JPG 昨年販売し、大好評だった大阪市立大学オリジナル純米吟醸酒の第二弾「月朧ろ」の販売を開始します。オリジナル純米吟醸酒「月朧ろ」は、本学理学部の田中 俊雄 教授(現:名誉教授)と京都市産業技術研究所が共同開発した酵母「京の華」を使用しており、京都伏見の老舗蔵元「月の桂」によって製造されました。

 酒米に山田錦を新たに採用し、香り高い華やかさと王道の日本酒らしい淡麗辛口な味わいを両立した日本酒となっています。
 2020年7月6日(月)より、生協シェリー(杉本キャンパス)・生協リンク(阿倍野キャンパス)にて店頭販売を開始します。
(※インターネットおよび電話での販売は行っておりません。)

製品情報

商品名:大阪市立大学オリジナル純米吟醸酒「月朧ろ」
酵 母:京の華
原料米:米(国産)、米麹(国産米)
精米歩合:60%
アルコール分:15度
内容量:720ml
販売価格:税込2,000円
醸造者:株式会社増田徳兵衛商店(京都市伏見区下鳥羽長田町135)
販売および提供:2020年7月6日から生協シェリー(杉本)・生協リンク(阿倍野)にて店頭販売。

酵母「京の華」を用いた日本酒の特徴

酵母「京の華」が醸し出すバナナのような甘い香りが特徴。
近頃の吟醸酒とは一味違うオーソドックスな香りとしっかりとした有機酸の味が感じられます。燗にしても味が崩れることなく、さまざまな温度で楽しむことができます。

大阪市立大学オリジナル日本酒の特徴

 大阪市立大学オリジナル純米吟醸酒「月朧ろ」は、酵母研究のプロフェッショナルである京都市産業技術研究所の廣岡 青央 研究主幹と本学理学部の田中 俊雄 教授(現:名誉教授)が、およそ10年前に「美味しい王道の日本酒」を目指して共同開発した酵母「京の華」を使用しています。
 バナナや洋ナシのような華やかな香りを放つ吟醸酒を造るためには、お米を4割以上削り(精米歩合60%以下)、低温でゆっくりと発酵させてお酒を造る必要があります。しかし、吟醸酒の製造環境(5~10℃、高い精白度)は、生育適正温度が25℃前後である酵母にとって非常にストレスがかかる環境です。過度なストレスにより酵母から漏れ出てくる成分により雑味を生じることがあります。
 酵母「京の華」は、前述のような環境下でも過度なストレスを与えることなく、華やかな果実様の香り(酢酸イソアミル:バナナ様の香りがする吟醸酒の香り成分)を高生産するため、雑味が少なく香り豊かな純米吟醸酒を造ることが可能となりました。

今年は酒米に山田錦を新たに採用し、薫り高い華やかさと王道の日本酒らしい淡麗辛口な味わいを両立したお酒が完成しました。

ぜひ、大学オリジナル日本酒をご賞味下さい。