平成28年度「大阪学」を開講しました

2017年02月24日掲載

　昨年度に続き、今年度も、大阪市立大学同窓会（全学同窓会）と教育後援会のご支援を受け、全学共通教育科目（学長特命科目）である「大阪学－グローバル視野から見る大阪－」を開講しました。
　本科目は、グローバルに活躍する本学卒業生を中心とした社会人、優れた教育研究成果を上げている本学教員がオムニバス形式で授業を担当する講義です。大阪を中心として、国際的な企業活動、医療、文化などの現場からの報告・分析、国際水準の教育研究の成果を聞き、意見を交換するなかで、大学で学ぶ意味、実社会に接続するそれぞれの進路、大阪の未来について考えていただきました。

「大阪学」開講内容

	授業日	氏名（所属）	講義テーマ
１	平成28年10月5日	桐山孝信（特命副学長・法学研究科教授）	ガイダンス
２	平成28年10月12日	倉持治夫（大同生命保険株式会社顧問）	大同生命の源流～今日に伝わる大阪商人の心意気「加島屋」と広岡浅子～
３	平成28年10月19日	畑田美智子（ガラスアーティスト）	これからのグローバル化に必要なものを考える
４	平成28年10月26日	生野照子（社会医療法人弘道会なにわ生野病院心療内科部長）	グローバル視点から見る｢子どもの医療と教育｣
５	平成28年11月9日	西浦けい子（マンダム人事部ダイバーシティ推進室長）	ダイバーシティ(多様性)な社会で働く後輩たちのHAPPYキャリアを考える
６	平成28年11月16日	橋村公英（東大寺執事長）	心の「今」に火をともす
７	平成28年11月30日	藤沢久美（シンクタンク・ソフィアバンク代表）	ダボス会議に見る、世界で活躍する若者たちと社会の未来
８	平成28年12月7日	米田昭子（株式会社Kサポート（近鉄百貨店グループ総合人材サービス会社）常務取締役）	あべの・天王寺からグローバルを考える ―商業開発による街づくりとグローバルの関係
９	平成28年12月14日	坂本陽子（株式会社ワイエムエス代表取締役社長）	切花の輸入を通して、世界の懸け橋となる
10	平成28年12月21日	鳥井信吾（サントリーホールディングス代表取締役副会長（大阪商工会議所副会頭））	｢ワイン、ウイスキー、ビール」の世界と鳥井信治郎の考え方
11	平成29年1月11日	仁木宏（文学研究科）	16世紀における東アジア海域世界の変容と大坂
12	平成29年1月18日	中尾正喜（工学研究科特命教授）	大阪の熱エネルギー資源を活用した低炭素まちづくり
13	平成29年1月25日	天尾豊（複合先端研究機構教授）	グルーバルな低炭素エネルギー社会構築に貢献するための人工光合成技術
14	平成29年2月1日	飯吉弘子（大学教育研究センター教授）	まとめとディスカッション