公立大学法人大阪市立大学
Facebook Twitter Instagram YouTube
パーソナルツール
新着情報

新抗体価測定システムが高い精度で陽性を判定! ~疫学調査により、大阪では1%程度が抗体を保持~

プレスリリースはこちらから

この研究発表は下記のメディアで紹介されました。
◆5/1  NHK「ニュースシブ5時」、読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」
◆5/2  読売新聞、産経新聞、東京新聞、徳島新聞、大分合同新聞、北海道新聞、
      神戸新聞、京都新聞、毎日新聞(夕)
◆5/3  東奥日報
◆5/4  毎日放送「ミント!」
◆5/14  日刊工業新聞、日本経済新聞
◆5/15  読売新聞、読売新聞(夕)
◆6/3  日刊工業新聞、読売テレビ「かんさい情報ネットten.」
その他、Webサイト多数掲載

本研究のポイント

◇4月27日に発表したSARS-CoV2抗体価測定システムの精度は高い
◇大阪の一般市民のSARS-CoV2抗体保持率は1%程度と推察される

概要

大阪市立大学大学院医学研究科 寄生虫学の城戸 康年准教授、中釜 悠特任講師を中心とした研究グループは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の抗体価測定システムをMokobio Biotechnology社(メリーランド州、米国)と共同開発した旨、4月27日にプレスリリースを行いました。

さらに今回IgG抗体価に関して精度高く測定できることがわかりました。また、本学医学部附属病院を、COVID-19以外の目的で外来受診した患者さんの残余血清を無作為抽出検査したところ、抗体陽性率はおよそ1%程度であることがわかりました。院内感染予防、医療体制強化に役立てるよう、引き続き、抗体価測定システムの開発およびCOVID-19の病態解析や疫学調査を実施していきます。

厚生労働省が実施する抗体保有調査概要についてはこちらをご覧ください。

200603.jpg

200501-1.png

当院外来受診者の抗体価 

 

200501-2.png

抗体価測定システムの精度