平成28年12月22日（木）、杉本キャンパスにおいて宮本憲一名誉教授（商学部）の日本学士院賞受賞記念講演会を開催しました。戦後公害史の歴史的教訓を生かし、地球環境を維持するためにはどのような経済と社会を作らなければならないのか、宮本名誉教授の50年にも及ぶ研究に対する熱い思いが語られ、参加した多くの学生・卒業生・教職員は熱心に耳を傾けていました。

　宮本名誉教授は日本で初めて地域経済論（都市経済論）の科目を開講し、本学商学部で約30年にわたり教鞭をとられていました。平成26年7月に出版した「戦後日本公害史論」(岩波書店)が戦後日本の公害史を政治経済学の立場から初めて本格的に分析したとの評価がなされ、昨年3月に日本学士院賞を受賞しました。

講演会の様子

宮本  憲一名誉教授